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おはなし用マスクスペーサー 粋息(イッキいき)

イッキいきが出来るまで

小生の叔父が発案者になります。
叔父はマッサージ師をしており、接客時は日頃からマスクを付けていました。少々ぷっくり体系で暑がりな事も有り、施術中は顔が暑く、無意識にマスクの下部をパタパタと通気させていました。

コロナウィルスが地方へ蔓延し始めると、お客様へのマスク着用もお願いする様になりましたが、ご年配者の方が多く、マスクを着用したままの施術は息苦しいとの声が上がりました。
そこで、何かマスク下部の通気を良くできる物はないか身の回りの物を模索しました。

最初の試作品は、ストローを並列に5本繋いでマスクへ貼り付けて試してみましたが、通気性がいまいちでした。
ストローをタピオカ用のもの3個に変えてみた所、大分通気性が良くなりました。
マッサージの施術中、息苦しいとおっしゃっていたお客様にその試作品を使用して頂いた所「すごく息がしやすいね」と喜んで頂けました。また、訪問施術のお客様へ伺った際は、お孫様がマスクを着けたまま庭で遊んでいる姿をみて「息苦しそうで、かわいそう」とおっしゃっていたそうです。

叔父が遊びに来た時に、小生の甥・姪がマスクをしたまま遊んでいたところ、その試作品を子供達に渡していました。息がしやすいと面白がってつけていました。

叔父は、試作品の形状等をもっと改良したかったのですが、身の回りに有る物では丁度良い物が無く。その為、小生の3Dプリンターを使って試しに改良品を作ってみました。
コロナ禍で息苦しさに困っている人達の助けになるのではないかと、叔父と話し合いながら、商品化へ向けて試作を重ねました。
機能性を上げる形状に改良、使い勝手を良くする為にクリップ形状を追加、量産を考え射出成形で成形可能な形状に変更、装着時の外観を改善し、軽量化も目的とした切り欠き形状を追加、その他各詳細寸法の変更を繰り返し、”イッキいき”の製品形状が完成しました。

コロナ禍でマナーマスクが当たり前の世の中、感染症のリスクが低い所では本製品を使用頂き、息苦しさ、眼鏡の曇り、声の通りを良く(相手も聞き取りやすく)することにより、少しでも人と人のコミュニケーションが取り易くなれば良いなと思います。


代表 伊藤 竜也

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